「食」の体験学習
海洋深層水施設見学体験
海洋深層水とは、一般的に太陽の光が届かない水深200~300メートルより深い場所の海水のことです。
そうした場所では、植物性プランクトンによる光合成が行われませんから、バクテリアの分解力によって無機栄養塩類が蓄積され、栄養分が豊富な海水へと変化します。
また、太陽光が届かないため、水温は年間を通じて低く一定で、比重が異なる表層水とは混じらず、清浄性が保たれています。
佐渡海峡の海洋深層水は「日本海固有水」と呼ばれています。
ウラジオストック近海を発源海域とし、冬季の冷却と蒸発によって高密度化した水の塊が、深さ1000mに達する鉛直混合によって生産されたもので、反時計周りに循環しているといわれています。
佐渡海洋深層水分水施設では取水するところから、分水して各海洋深層水ができるまでの工程を見学できます。分水施設を見ながら分かりやすく解説してもらえますから、佐渡海洋深層水がどうやって出来ているのか、とても良く理解できます。また、佐渡海洋深層水を使用した商品の展示・販売も行っています。
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海洋深層水の施設見学
佐渡海洋深層水分水施設(国仲地区) 佐渡市多田262番地4 TEL:0259-81-2611
http://www.sado-dsw.com/通年1時間100人見学無料(営業時間9:00~16:30)