「郷土・文化」の体験学習
佐渡金山体験
佐渡金山は、1601年(慶長6年)山向こうの鶴子銀山の山師3人によって発見されたとされ、本格的な開発が始まりました。以降盛衰を繰り返しながら平成元年3月31日まで、388年間採掘が続けられました。この間に採掘された鉱石は1500万トンに及び、金78トン、銀2300トンを産出し、坑道の総延長は約400キロに達する日本最大の金銀山でした。
史跡佐渡金山は、江戸時代隆盛を極めた割間歩の一鉱区であった宗太夫坑の坑道を利用し、江戸時代の鉱山の様子を再現した観光施設で、江戸時代の坑内作業の様子を知ることができます。
資料館では、鉱石から金、更に小判のできるまでの工程などが展示されており、江戸時代の佐渡金山を知ることができます。また、明治以降も日本の近代化に重要な役割を担った鉱山で、現在多くの産業遺産が残されています。
佐渡の近世から現代までの約400年にわたる歴史を支えた、金山を体験してみてください。
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佐渡金山体験
史跡 佐渡金山(相川地区) 佐渡市下相川1305 TEL:0259-74-2389 FAX:0259-74-3235
http://www.sado-kinzan.com/通年1~2時間150人宗太夫坑(江戸時代)コース:大人 800円、小中学生400円 道遊坑(明治~現代)コース:大人 800円、小中学生400円 宗太夫坑・道遊坑見学共通券:大人1,200円、小中学生600円 産業遺産散策コース(4月~11月・土日のみ):大人1,000円、小中学生500円