五感で学ぶ環境の島「佐渡」~体験しよう!「食・農・環境」学習プログラム~

佐渡の食文化を調べよう

沢根だんご

うるち米でついたうす皮に、甘いこしあんを包んだ、直径2センチ程の一口サイズのだんごです。
京菓子の流れを汲むと言われている沢根だんごは、江戸時代、金山が栄えていた頃からの名物として知られています。
天保の頃、沢根の住人、佐藤久次郎の工夫創製によるものとのこと。佐藤家は、代々回船業を営んでいましたが、久次郎の代に持船が難破してしまい、家業を続けることができなくなりました。そこで妻と茶屋を開業したところ、このだんごが評判を呼び、大いに繁盛したそうです。
食べ方にコツがあり、氷水にちょっとくぐらせて、つるっと食べるのが美味しい食べ方だそうです。

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