五感で学ぶ環境の島「佐渡」~体験しよう!「食・農・環境」学習プログラム~

佐渡の食文化を調べよう

おこし型・やせうま

「おこし型」は桃・緑・黄などの色に染めた団子生地を、花や動物などを形どった木型に詰めてあんこを入れ、型抜きして椿の葉に乗せて蒸したものです。温かいうちに食べる、ひな祭りには欠かせないお菓子です。
普通はうるち米の上新粉と、もち米の粉を半々くらいに混ぜてつくります。また中にあんこが入るタイプと、入らずに生地に砂糖で甘みをつけるタイプなど、地域や各家庭によってちがいがあります。
「やせうま」は地域によって、「やせごま」や「しんこ」と呼ぶところもあり、3月15日のお釈迦様が入滅された涅槃法要につくって仏壇にお供えします。
食紅で着色した団子生地を組み合わせて花などの文様をつくり、棒状に伸ばし、茹でるか蒸してつくります。冷まして少し硬くなったところで、輪切りにすると金太郎飴のように絵柄があらわれます。

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