五感で学ぶ環境の島「佐渡」~体験しよう!「食・農・環境」学習プログラム~

佐渡の食文化を調べよう

タラ沖汁

本来は漁師の船上料理だった「タラ沖汁」、「スケトの沖汁」とも呼ばれます。主に冬場、旬の鱈を使って作られます。
佐渡沖でとれたスケトウダラを、ぶつ切りにして海水で洗い、肝と一緒に煮て、ネギを放り込んだ鍋を、佐渡産の味噌、または塩味で仕上げただけの、素朴にして豪快な料理です。
スケトウダラは真鱈に比べ小型で、おもに北太平洋に分布します。日本では北海道、三陸沖、日本海側の佐渡などで漁獲されます。
70年代は北洋漁業の中心で日本全体の漁獲量の3分の1を占めるほどでしたが、近年は日本近海ではほとんど採れなくなり、沖合い漁業では200海里の規制で漁獲が激減してしまいました。

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