五感で学ぶ環境の島「佐渡」~体験しよう!「食・農・環境」学習プログラム~

佐渡の食文化を調べよう

いごねり

「いごねり」は、海藻のエゴ(イゴ)草をトコロテンのように煮詰めて固め、そばのように刻んでネギやワサビ、あるいはおろし生姜などの薬味をつけ、醤油をかけて食べる佐渡の代表的な伝統食です。
薬味には和がらしのほか、酢味噌や甘口醤油、めんつゆなどで食される場合もあります。
佐渡での「いごねり」の歴史は古く、九州の「おきゅうと文化」が北前船により伝わってきたことが始まりという説もあります。
戦前は、お祭りや冠婚葬祭などの人が集まる機会に各家庭で作られていましたが、時代とともに小売店が増えるにつれ、お店で買うことが多くなったそうです。
佐渡で一般的に食されている「巻いごねり」は、いご草を煮込み、こした後、薄い板にのせて伸ばし、固まってからくるくる巻いた形状のものです。

>>佐渡の食の文化を調べようにもどる