五感で学ぶ環境の島「佐渡」~体験しよう!「食・農・環境」学習プログラム~

佐渡の自然環境を調べよう

乙和池

池の真ん中に日本の高層湿原性浮島の中で最大の巨大な浮島があり、アメリカマンネンゴケ、カタマリスギゴケなど20種あまりの植物が成育しています。
また、池の周辺にはブナ、ミヅナラなど200種以上の植物群が生茂っており、新潟県の天然記念物に指定されています。
この池にはその名前の由来となった伝説が残されています。
その昔「乙和」と言う美しい娘が山中霧に迷い、とある池の縁にたどり着いた。
泥に汚れた着物の汚れを落としていると池の主が現れ「池で汚れを洗う者は主の妻になるのが掟、もし断れば村を全て流してしまう」と言う。
乙和は村のため、主の妻になる為に入水を決意する。その数日後、池にはぽっかりと美しい浮島が浮いていた…
今でも毎年7月23日の乙和の命日には、その霊を慰めるために「乙和池まつり」がおこなわれています。

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