五感で学ぶ環境の島「佐渡」~体験しよう!「食・農・環境」学習プログラム~

佐渡の歴史・文化を調べよう

無名異焼

「無名異」とは、佐渡金鉱の石英岩穴裂箇所に沈殿する二酸化鉄の事で、古来は止血薬や中風の薬として用いられていました。
この無名異と沢根産の粘土による陶土で焼かれた陶器が「無名異焼」です。
製品は非常に硬く、叩くと澄んだ音がし、使い込むほど光沢を増していきます。
明治時代に三浦常山・伊藤赤水らが美術工芸品としての流れを作り出し、現在では相川地区に12の窯元と人間国宝「伊藤赤水」の窯元があります。

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