五感で学ぶ環境の島「佐渡」~体験しよう!「食・農・環境」学習プログラム~

佐渡の自然共生を調べよう

「朱鷺と暮らす郷」認証制度

生き物のがくらせる環境をつくり、人もトキもすみよい環境と、安全で安心な農作物をつくることを目指して、平成20年に佐渡では農業とトキとの共生をすすめるための認証制度として「朱鷺と暮らす郷」認証制度を設立しました。
この制度は農家の人たちと佐渡市が協力して、農薬や化学肥料を減らし、生き物が暮らしやすい水田環境を作り出す農法「生きものを育む農法」でお米を栽培するものです。
この認証を受けたお米の売上の一部は、トキのエサ場づくりなどのための「佐渡市トキ保護募金」に寄付されるしくみが導入されています。
[朱鷺と暮らす郷づくり認証米]は、四つの基準をクリアをしている必要があります。

1.佐渡で栽培されたお米であること
2.農家が新潟県が定めたエコファーマーの認定を受けていること
3.農薬や化学肥料を削減し栽培されたお米であること
4.「生きものを育む農法」で栽培されたお米であること

人にとっても生き物にとっても安全で、おいしいお米が出来て、トキの野生復帰の応援にもなることから、環境保全型農業でこの認証制度のお米「トキ米」作りに取り組む農家の数が、平成21年は前年に比べ2倍近く増え、田んぼの面積も約2倍以上に増えています。

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