五感で学ぶ環境の島「佐渡」~体験しよう!「食・農・環境」学習プログラム~

佐渡の自然共生を調べよう

生き物を育む農法でできた「トキ米」で学校給食

平成21年2月、認証制度のもと、農薬を減らし、生きものを育む農法で作られた佐渡産のコシヒカリ「朱鷺と暮らす郷認証米(トキ米)」を、佐渡島内の小中学校、養護学校、幼稚園の子どもたちが、はじめて学校給食で食べるという取り組みが行われました。
島全体で取り組む「生き物を育む農法」でできたお米を、子どもたちに食べともらうことで、田んぼが多くの生き物の誕生や生活の場となっていることや、「朱鷺と暮らす郷」認証制度で、農家の人たちが「生きものを大切にする田んぼづくり」に取り組んでいることを実感してもらう「食・農・環境」教育としての取り組みです。
給食以外でも「食・農・環境」教育として子どもたち全員に、田んぼとトキの関係を解説したパンフレットを配布し、お米を作った農家やNPOの方がゲストティーチャーとなって交流授業を行っています。 こうした取組を通じて、トキ米を佐渡市の全学校給食へ導入する試みが続けられています。

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