五感で学ぶ環境の島「佐渡」~体験しよう!「食・農・環境」学習プログラム~

佐渡の自然共生を調べよう

トキのねぐら、里山の森を守る、育てる

トキはコウノトリなどと比べて人工的な構造物を好まないため、鉄塔や建物の屋根などを営巣木として利用することができない鳥です。そのため、トキのねぐら・営巣木としての森林の整備が重要です。
ねぐらとして使われる森林はナラやクヌギ、アカマツなどの木が多く、手入れの行き届いた里山がトキのねぐらとなります。
営巣木に使われる木は、森林の高い木を好みます。しかし、トキが巣をつくる、マツやクリ、コナラ・ミズナラの木が、ナラ枯れなどによって少なくなっています。
また、放置された森林なども多く、間伐などの手入れとともに、植樹を行い、トキの営巣地、及びねぐらとしての森を育てることが必要なのです。

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